KT Stock

子育て奮闘中アラサー理系サラリーマン

【記録】産後パパ育休を取得した話

産後パパ育休を取得しました。

産後パパ育休は正式名称「出生時育児休業」と言うみたいです。令和4年10月から始まった、できたてホヤホヤの制度です。周りに取得した人は全然おらず、私もなんやかんやと調べながら申請しました。

まあ詳しい話は、どうぞ厚生労働省のHPを御覧くださいませ。

▼▼

産後パパ育休(出生時育児休業)が10月1日から施行されます|厚生労働省

 

フムフム、とりあえず男性の育休取得を推進するのが目的と。まあ個人的には育休を取る取らないなんて家庭次第だと思っていて、外野がやいやい言うもんじゃない…と思っています。私は断固取りますけどね!何人生まれても取りますけどね!!

一方で、これまでも「育休」と呼ばれていた制度もきちんと残っています(厳密には産後パパ育休制定のタイミングで色々と見直されているっぽい)。それでいて、「産後パパ育休+育休」の併用もできると。そうなってくるとますますややこしい。結局何が違うん?何が良いん?みたいな話です。

私は産後パパ育休のみ取得しました。その理由です。

休業中の就業が可能

厚労省のパンフレットにはこう書かれています。

【労使協定を締結している場合に限り、労働者が合意した範囲で休業中に就業することが可能】
要するに、どうしても出ないと行けない仕事や、突発の案件が入った場合に、ポイントで仕事に戻れるということです。もちろん、事前に勤務先との調整は必要になりますが、長期に渡って職場を離れるビジネスマンにとってはひとつ安心材料になります。
ちなみに私は上司から『PC開くな』と言われていたので、結局この制度は使いませんでした。

取得期間が短期で、分割可能

産後パパ育休は【子の出生後8週間以内に4週間まで取得可能】で、かつ【分割して2回取得可能】です。この期間設定が、私にとって絶妙だったのです。

生まれる前から、はじめの1ヶ月は覚悟が必要と言われていました。実際死ぬほど大変でしたし育休無しだったらマジで日中倒れていたかもしれないです。一方で、ずっと家にいるのも精神的に参るし、何より給付金だけでは家計が心配。そこで1ヶ月という期間をきっぱり決めて、短期集中で育児体制を整える、というのが我が家にはピッタリはまりました。妻も納得。

あと、分割できるのも良かったです。ちょうど期間内にGWを挟んだのですが、その前後で分割することによって無駄なく4週間を使い切れました。

賞与が満額計算してもらえた!!

これが一番の理由かもしれないっす。

私の勤務先では、賞与の計算式に独自のものを使っていて、その計算式の中に「出勤率」が掛かっています。もし通常の育休を取得した場合は欠勤扱いになるため、当然賞与の給付額も下がる。一方、なぜか産後パパ育休だと出勤扱いになると!!何というホワイト企業

おそらく勤務先の就業規則によると思いますので、一度ご確認されるとよいかもしれません。

 

振り返って、育休は取得して本当に良かったと思います。というか取得してなかったら妻ともども倒れてた。育休は「休暇」ではなく「休業」ですからね。暇じゃないです。

復職してからは更にキツイけどな!